測定調査要綱

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• １．建物名：Ｍ様邸
  ２．所在地：富士吉田市下吉田
  ３．建築会社：株式会社城山建設
  ４．測定調査：株式会社環境技術センター
  ５．試料採取日・天候：
  【設置】平成２２年７月２２日（木）天候は晴れ
  【回収】平成２２年７月２３日（金）天候は晴れ
  ６．外気温・湿度：
  【設置時】３５．０℃ / ４８％
  【回収時】３５．０℃ / ４７％
• ７．試料採取方法：
  本調査は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」による方法に基づく日本住宅性能表示基準及び評価方法基準に準じる。
  30分換気後に対象室内を5時間密閉し、その後概ね24時間室内空気を採取し化学物質の濃度を求めた。
  対象室内の採取位置は、室内の中央付近の少なくとも壁から１ｍ以上離した高さ１．２ｍ～１．５ｍとし試料空気の採取は各地点につき１回行った。
• ８．分析方法一覧

  項目	分析方法
  ホルムアルデヒド	固相吸着／溶媒抽出ー高速液体クロマトグラフ法
  揮発性有機化合物	固相吸着／溶媒抽出法ーガスクロマトグラフ／質量分析法

• ９．使用機器一覧及び捕集管：

  項目		メーカー	型式
  ホルムアルデヒド	試験採取 補集管	シグマアルドリッチジャパン社製	DSD-DNPH No.28221U
  			ロットNo.SP0140C14
  	分析	島津製作所製	LC-10Avp型
  揮発性有機化合物	試験採取 補集管	SKC社製	パッシブサンプラー
  			Cat.No.575-002
  	分析	島津製作所製	GCMS-QP5050A型

• １０．試料採取時詳細：

  試料/項目		採取時間	日照（有・無） 設置時　回収時	換気システム 有・無	濃度に影響を及ぼす状況
  1階	LDK	14:05～14:05	有　　有	有	特になし
  2階	主寝室	14:12～14:12	有　　有	有	特になし

測定結果

• 化学物質濃度は下表の通りです。 測定結果は、各室とも全ての物質が厚生労働省室内濃度指針値以下の結果でした。

• 試料/項目		設置時 温度/湿度	回収時 温度/湿度	ホルムアルデヒド	トルエン	キシレン	エチルベンゼン	スチレン
  1階	LDK	29.9℃	29.3℃	28	27	10未満	10未満	10未満
  		64％	65％	(0.023)	(0.007)	(＜0.002)	(＜0.002)	(＜0.002)
  2階	主寝室	32.6℃	30.9℃	22	10未満	10未満	10未満	10未満
  		63％	58％	(0.018)	(＜0.003)	(＜0.002)	(＜0.002)	(＜0.002)
  厚生労働省室内濃度指針値				100	260	870	3800	220
  				(0.08)	(0.07)	(0.20)	(0.88)	(0.05)
  定量下限値				10	10	10	10	10
  				(0.008)	(0.003)	(0.002)	(0.002)	(0.002)

  単位：μg/m3(ppm)

• 注１）採取試料の分析濃度は上段にμm／m3で表記し、下段にはppmに換算した値を表記
  注２）定量下限値とは、分析上のあらゆる誤差を考慮し、定量（数値化）できる最小の値として設定されるもので、分析の結果
  その下限値を下回る値となった場合には、その値の信頼性が低くなるという理由から、数値化しておりません。
  注３）上段の１０未満及び下段の数値前の記号（ ＜ ）は、分析結果が定量下限値未満を示す。

採取状況写真

• ●外観

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• ●１階ＬＤＫ

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• ●２階主寝室

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